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校長挨拶

熊本マリスト学園 中学校・高等学校長 岩永 利晴 熊本マリスト学園 中学校・高等学校長 岩永 利晴

 源島真一郎前校長の後をうけ、今年度より校長職を拝命しました。どうぞよろしくお願いいたします。私はマリストの卒業生(中学1期・高校6期)ですので、とても大きな存在であった初代校長のパトリック・フランシス先生と自分が同じ立場にいる責任の重さをひしひしと感じながら職務に励んでいます。

 1998年、学園の設立母体であったマリスト教育修道士会は、団塊の世代の男子生徒の教育という所期の目的を達成し、新たなミッションのために熊本の地を離れていきました。創立以来、進学校として確実な歩みを続けていたマリストでしたが、修道士がいなくなることを想定していなかった教師集団の動揺と混乱は、受験生やその保護者、また中学校や学習塾の先生方に不安を与え、受験生の減少という結果につながってしまいました。この厳しい状況が続く中、私たち教職員はやっと慢心していた自らに気づき、信頼回復のために一丸となって教育改革に取り組みました。ようやくその努力の結果が4〜5年前から出はじめ、受験者数は着実に全盛期の数に近づきつつあります。

 マリスト教育修道士会は、19世紀初頭に聖マルセリン・シャンパニア神父によってフランスで創立され、現在で70数カ国に約700の学校を擁する世界的な組織となっています。しかし、これまでの歩みは決して順風満帆という訳ではありませんでした。特に創立期には学校が破壊されたり、修道士が国外に追放されるなど、数々の試練に見舞われた歴史があります。

 修道士会の今日の繁栄は、逆境を糧としてミッションを果たしてきた賜物にほかなりません。熊本マリスト学園で働く私たちも先人たちの歩みに倣い、捲土重来を期して今後さらなる努力を続けてまいります。

 熊本マリスト学園の教育目標は「他者の幸せのために生きるマリスト生」を育てることです。私は校長としてマリストのミッションがぶれないように、日々の教育活動の舵取を務めて参る所存です。同窓生諸氏の御指導・御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

(平成25年9月発行「マリストだより」より)

教育環境

初代校長 ブラザー パトリック フランシ 初代校長 ブラザー パトリック フランシス

平成13年2月3日 朝
ニューヨークにて逝去